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イタリアアルプスで雪崩発生日本人の被害は報告されす”【海外のニュース】

 

 

イタリアで雪崩発生

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CNN

 

イタリア・アルプス・モンテネボソで12日大規模な雪崩が発生し、少なくとも6人が死亡した。イタリア当局の発表によると現地時間の11:15分ごろスキーリソ”ートで知られるイタリアアルプス・モンテネボソ付近で雪崩が発生。

 

当時は20人以上のスキー客が標高3,000メートル以上の付近でスキーを楽しんでいた。あたりは、イタリアアルプスでも2番目に標高の高い地域Vedrette Di Riesで、隣国オーストリアと尾根伝いに国境が接している山脈。雪崩の被害にあった人々は、自力で脱出したものもいたが、現在までの情報では6人の死亡が確認され、1人が怪我、他8人が救助されたと伝えられる。死亡した人の中には地元イタリア人のほかオーストリアから訪れていた人々も含まれる。

 

付近では、ヘリコプターを投入してモンテべネソ付近の捜索を続けている。モンテベネソは、今日も悪天候が続いており、捜索は難航が予想される。今回の雪崩は、レベル3(5段階)規模のもので、捜索活動にあたる軍や地元の自治体の人々への危険も高く2次災害も予想される。現在100名以上の捜索隊が付近を捜索している。

 

 

暖冬のヨーロッパ

1ヶ月前には、モンテネボソからも近い西オーストリア側の山脈で雪崩が発生し、チェコ国籍の5人が死亡したばかりだ。また、今年1月にはフランスで雪崩が発生し16歳と14歳の学生を含む3人が死亡した。この事故では、フランスのル・デウックスアルプスの立ち入り禁止区域に学生2人を同行したとして、学生の通う学校の教諭を過失致死の疑いで逮捕した。

 

今冬のヨーロッパは、暖冬が続き各地のスキー場では雪の斜面がゆるんで雪崩が起きやすいと当局関係者は話す。

 

なお、現在までのところ日本人の被害は報告されていない。