本田真凜フィギュアスケート世界ジュニア制覇・海外からも高い評価
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— しんとら (@shintora_sports) 2016年3月19日
本田真凜・2016/17年の目標
3月に行われたフィギュアスケート世界ジュニア選手権では強豪ロシアをしりそ"け、日本のヤングスター「本田真凜」が優勝した。ロシア選手2人が足首の負傷で棄権したことも本田にとっては幸運だったことは間違いないのだが、それにしても14歳の本田真凜の優勝は日本人選手としては村上以来の快挙だ。
ジャンプについてはまだ進歩の余地があるものの、表現力と力強いスケート技術に高い評価を得て優勝を手にした。
優勝が決まった後も本田真凜は、本当に信じられない様子でしばしあ然とした表情を浮かべた。その顔にはまだあどけなささえ残る。
「自分が優勝するなんて本当に信じられません?! 上手く演技ができれば表彰台くらいはいけるかな?と思った程度です 」と本田はインタビューに答えている。
次なる目標はジュニアGP制覇
本田は2015年のジュニアグランプリで銅メダルを獲得し、そして今年の世界ジュニア選手権で優勝したのだ。次なる目標は2016/17年のジュニアGPファイナルで優勝することだ。
浜田コーチは「本田はとても高い可能性を持っている。課題は安定した演技を目指してもっと練習すること。今回の優勝が本田にとっては大きな転機となるだろう。」と話す。
浜田コーチは本田に対して世界ジュニアに選ばれた事を感謝して、一生懸命に練習することを言い聞かせた。それは世界ジュニアのほんの一ヶ月前の話だ。そして本田はその一ヶ月間本当に一生懸命練習し、今回の結果を手に入れたのだ。本田真凜は今度の優勝で練習の大切さを理解してくれただろう。
スケート家族
新チャンピオンの本田真凜には5人の兄弟姉妹がいる。そのうち4人がスケーターなのだ。もともと長男の太一がアイスホッケーをやりたくてスケートを習い始めたと言う。その影響で長女を除いて4人がスケートをするようになる。本田真凜がスケートを始めたのはわす"か2歳のときだ。
ツイッター
下の妹二人はスケートのほかにもテレビやモデルなどでも活躍していると言うからまさに多彩な才能のある家族なのである。
「演技をしているときは本当に気持ちがいいです。そしてたくさんの方々に見てもらえることがとてもうれしい」と言う。
浜田コーチは本田真凜を「あまり物事にこだわらす”とてもかわいらし性格。しかしたまに本気になって宮原選手のショートプログラムを一心に練習してみたりもする。彼女は同じ事を何ども繰り返すことが苦手だ。しかしこれから年齢をかさねて小さいことの積み重ねが大切だと言う事も理解するだろう。本当にすばらしい選手だ。」と評価している。
本田真凜は宮原知子選手とよく一緒に練習をする。宮原選手はとてもがんばり屋でたくさん練習をするので、本田にとってとてもいい影響を与えてくれるのだ。
本田の演技は表現力があり芸術的だ。それ故、自分の感性で音楽を受け入れて自分の感性で滑ることができれば必す”いい結果を出すことができるだろう。
憧れは荒川静と浅田真央
彼女の憧れのスケート選手は荒川静と浅田真央だと言う。特に荒川静については「2006年のオリンピックの演技をビデオで何ども見る。本当にすばらしい演技で尊敬している。荒川さんには前に会ったことがあるがその時にいろいろとアドバイスをいただいた。」と目を輝かせる。
本田真凜は次のシース”ンでジェフリー・バトルが振り付けした「ロミオとジュリエット」を演じる予定だ。実はこの曲は本田自身が選んだものだ。オフシース”ンにはアメリカ・デトロイトまで行って、マリア・ス"エヤと練習を行う予定。
本田は8月で15歳になるため、もう一年ジュニアで演技をする。そしてこの一年の間にテクニカル部分の技術を磨きをかけ、トリプルツッル-トリプルトウをショートプログラムに組み入れたいと言う。
先の世界ジュニア選手権では、トリプルループとトリプルトウのコンビネーションは上手くできたが、トリプルルッツはまだ若い本田には難しいようだ。そしてこのオフシース”ンにはトリプルルッツをはじめ、トリプルアクセル、4回転アクセルにも挑戦したいと言う。これからの活躍が大変楽しみな選手だ。
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