涙そうそう・森山良子&直太郎MステウルトラFESで熱唱
森山良子&直太郎親子MステウルトラFESで熱唱
9月19日12時からON エアーの「MUSIC STATION ウルトラFES2016」に森山良子、直太郎親子が出演しました。息子の直太郎さんは「夏の終わり」そして母親の良子さんは「この広い野原いっぱい」をそれぞれ歌い最後に二人そろって「涙そうそう」を熱唱。会場の出演者もテレビの前の視聴者も、それぞれの人がそれぞれの想いを胸に名曲「涙そうそう」を聴いたのでした。
名曲・涙そうそうの意味
名曲「涙そうそう」はもともと森山良子作詞、BEGIN作曲で森山良子がライブで共演したBEGINに沖縄の曲を依頼したことから始まる。タイトルの「涙そうそう」は沖縄地方の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」と言う意味。この曲を聴いたとき1970年に心不全のため23歳で急死した1歳年上の兄「森山晋氏」を思い出し愛する兄の面影を思い浮かべながらこの詞を書き上げたと言われている。
涙そうそう 作詞:森山良子 作曲: BEGIN
『古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた
いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ
晴れ渡る日も雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
おもかげ探して よみがえる日は涙(なだ)そうそう
一番星に祈る それが私のくせになり
夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す
悲しみにも喜びにも 思うあの笑顔
あなたの場所から私が
見えたらきっといつか 会えると信じ生きてゆく
晴れ渡る日も雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
さみしくて恋しくて 君への想い涙そうそう
会いたくて会いたくて 君への想い涙そうそう』
森山良子さんプロフィール
1948年1月18日生まれ、東京都出身
父親はジャズトランペッターで日系2世の森山久。母親は元ジャズシンガーの浅田陽子。ちなみに「かまやつひろし」は従兄弟にあたる。
子供のころにはクラッシックを習っていたが成城学園高校に入学するとフォークソンググループを結成した。1967年に故黒澤明監督のプロダクションから「この広い野原いっぱい」でレコードデビュー。その後1969年に出したシングル「禁じられた恋」が大ヒットすると一躍その名が知れ渡る。
1971年には上智大学の学生だった最初の夫と結婚し長女「奈歩」を生むのだがその後離婚。「奈歩」は現在異父兄弟の直太郎さんのマネージャーを務めている。その後元グループサウンズのジェームス滝と結婚して1976年に森山直太郎さんを出産した。
現在68歳になる森山さんは今でも音楽に情熱を持ち続け、森山良子さんは歌い続ける。すばらしい歌をありがとう。
森山良子&直太郎「涙そうそう」