2016年卓球世界選手権団体戦決勝・中国優勝【海外の反応】
2016卓球世界選手権団体戦決勝
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昨日行われた卓球の世界選手権団体戦決勝は、日本が男女ともに中国に0-3のストレート負けで辛くも2位の銀メダルに終わった。1926年から続く同大会は、中国団体男子が20回の優勝経験で8連勝、対する日本は7回。団体女子も中国20回で3連勝、日本8回の優勝経験と圧倒的な強さで中国が勝っている。
昨日の結果は、海外でも大きく報道され「日中卓球対決」の関心の高さをうかがわせる。以下に海外のニュースをお伝えする。
卓球世界選手権団体選、中国圧倒的な強さで男女とも連覇!
(The Star News - Singapore)
卓球の世界選手権団体選は、昨日マレーシアのクアラルンプールで決勝が行われ、中国が日本を3-0で下し大会連覇記録を更新した。
決勝が行われたマラワティスタジアムには、1万人以上のファンがつめかけ、中国対日本の熱い戦いを観戦した。
男子決勝では、初戦世界ランキング3位の中国Xu Xinが日本のエース水谷隼を11-6、11-8、11-8のストレートで破り快勝。続く2回戦では、世界ランキング1位の中国Ma Longが日本の吉村真晴を11-3、11-8、11-6のストレートで下しリーチをかける。3回戦には、若手のZhang Jikeが日本の大島祐哉と対戦。第一セットを9-11で落とし、一瞬ヒヤッとさせたがその後調子を取り戻し、11-8、11-6、11-7で優勝を手にした。Zhang Jikeは試合後のインタビューで「中国は、ここマレーシアで16年前にスウェーデンに負けているので、今回勝ててうれしい」と話す。
一方、団体女子決勝戦も1回戦で世界ランキング1位の中国Liu Shiwenが日本の福原愛を11-5、11-6、11-8で撃破。しかしその後の2回戦では、中国Liu Shiwenが日本の石川佳純に6-11、7-11と2ゲームを落とし、中国チームを落胆させるもその後、11-9、11-3、11-5で逆転して、会場を沸かせた。そして最後は、中国Ding Ningが日本の伊藤美誠を8-11、11-7、11-8、11-1で下し、卓球中国の強さを見せつけた。1回戦で福原を破った24歳のLiu Shiwenは、20勝目のタイトルを手にした。
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「われわれは、十分な準備でこの大会に望んだ。プレッシャーにも負けす”にとても強いチームで戦えたので、大変うれしい。リオ五輪を前に中国全体の士気が上がることを期待している」とShiwenは、インタビューに答えている。
ツイッター 海外の反応
・やっぱ中国製のラバーの勝ちだろ!中国製のラバーは世界一。コンドームは日本が世界一。
・中国圧勝だー。日本絶望的だー。
・王輝も張一博もマジでやってなかったのに勝てた?! やっぱつえー!!
・福原愛は、やっぱかわいいよね。中国でもたくさんファンいるもん。
・チーム中国20勝目おめでとう!日本また出直して来い!!
・中国の女子選手もかわいい子を入れるべきだー!
「つけ入る隙がなかった」 - 編集後記
強豪中国相手とは言え、日本は厳しい結果に終わった。精神的には、一番負けたくない相手でもある。チーム日本は、試合後のインタビューで「つけ入る隙がなかった」と語っているとおり、中国の壁はまだまだ厚いといえよう。しかし、この後リオ五輪も控えているので、今回の試合を十分検証して、次の試合につなげたい。