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奥原希望バドミントン全英オープン初優勝中国は判定にクレーム【海外の反応】

 

 

奥原希望優勝・海外の反応

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Daily Mail

 

バドミントン全英オープン女子シングルで初優勝した奥原希望の話題が海外のメディアでも大きく取り上げられています。39年ぶりの快挙に海外のメディアはどのように反応しているかご紹介しましょう。

 

バドミントン全英オープン

英国バーミンガムで行われているバドミントン全英オープンは、日本の奥原希望が自身の21歳の誕生日を初優勝で飾った。過去2回の優勝経験を持つ対戦相手のWang Shixian(中国)に21-11、16-21、21-19で競り勝ちスリルのある決勝を勝ち取った。奥原は、’試合後のインタビューで「最高の誕生日プレセ”ント!!」と喜びを爆発させていた。

 

第1セットを21-11の大差で押さえた奥原だが、第2セットは16-21で取り戻される。むかえる第3セットでは、Wangが先に14-17でリードしていたが、Wangはタイムロスによるレッドカードを受けて17-18と流れが変わる。奥原は、その後19-19のタイにもつれ込んでからねばりを見せて、最後はWangのフォアハンドがネットに阻まれて、奥原の優勝は決定した。優勝の瞬間、ネットに突っ伏して勝利の感激を表現していた。

 

 

中国チーム判定にクレーム

1時間39分にも及んだ決勝は、今大会中最高の試合だったといえるだろう。しかし、敗れたWangは「奥原が勝ったというよりも自分が負けたと言う感じだ。大会をとおして審判の判定には不満だ」と話す。Wangは大会当初から中国選手に対する審判の判定が厳しすぎると批判していた。そして決勝では、タイムロスによるレッドカードを受けたあたりで試合の流れが変わった。奥原にとっては、勝利の流れをつかんだ瞬間だ。

 

決勝の審判をつとめたマイクライト(英)に対して、「審判は不公平にペナルティーを課した。相手(奥原)だって同じように試合を遅らせていたではないか?! 今日の結果には納得していない。ペナルティーなどまったく予期していなかった。」と話したWangはビデオ判定にも不満をつのらせていた。

 

日本人39年ぶりの快挙

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Daily Mail

 

日本人選手として39年ぶりに全英オープンで優勝した奥原希望は、試合当日に会場で「ハッピーバースデー」のプラカードを見るまで自身の誕生日すら忘れていたと言う。21歳のビッグバースデーをビッグな優勝で飾れたことは奥原希望の一生の思い出となるだろう。

 

ダブルスでも38年ぶりの快挙

一方、全英女子ダブルスでも第3シードの高橋礼華、松友美佐紀組が中国ペアを破り、日本人ペアとして、38年ぶりに優勝を飾った。2016年のバドミントン全英オープンは、日本女子チームの活躍が大きく目立った大会だ。

 

編集後記

日本人選手の海外での活躍、本当にうれしいですね。特に中国との決勝は先週マレーシアで行われた卓球女子決勝で日本が敗れていますので、チーム日本にとっては朗報と言えるでしょう。奥原希望選手をはじめチーム日本の活躍を期待しています。