ヤンキース田中将大先発・23日オープン戦4戦目成績【海外の反応】
ヤンキース田中投手海外メディアの反応
けがから復帰のニューヨークヤンキース田中将大投手が現地時間の3月23日に行われたナショナルス”戦に先発。結果は4回を投げて2本塁打を含む9安打7失点の乱調ぶり。アメリカの各メディアの反応をまとめて紹介します。
ヤンキース・田中投手ナショナルス”とのオープン戦で乱調
(New York Daily News)
ヤンキースのジラルディー監督は、「今日の先発を田中にするかは迷ったが、負け試合でも多少得るものはあった。実際今日の田中はほとんどすべての投球がダメだった。少しスプリットに良いものがあったけど、全体にキレがなかった。」と試合後のインタビューに答えている。
一方田中は「いやー明らかに今日は打たれすぎた。こんな結果を誰も望んでいないけど、けがから復帰後の実戦調整としてはいい感触を得ることができた。こんな投球はレギュラーシース”ンには持ち込まない。」
ヤンキースはけがから復帰した田中将大の調整を時間をかけて行ってきた。それはまるでF-1の高性能マシンのようにネジの一つ一つを確かめるように。
ジラルディー監督は、「田中の状態を考えるとそれがベストだと考えた。開幕までに十分間に合うだろう。」と話す。田中投手にはもう一度オープン戦の登板が回ってくる予定。ヤンキースのフィジカルスタッフも田中のコンディションは良いと話す。
4月4日のアストロス"戦で今年のニューヨークヤンキースの開幕戦がはじまる。ジラルディー監督は田中将大を開幕投手として起用する考えだ。
田中将大打ち込まれてヤンキース敗走。ナショナルス”13-0の大勝
(Yahoo Sports)
これまでのオープン戦をまとまった投球でしのぎ、けがからの復帰をアピールしてきたヤンキース田中将大投手は、昨日のナショナルス"戦では9安打7失点の乱調ぶりで4回で降板した。
田中投手は、2本のホームランを含む9安打7失点で敗戦投手。結果はナショナルス"が13-0で大勝。オープン戦残り1試合の登板を予定しているが、不安の残る結果となった。ヤンキースのジェラルディー監督は「次のオープン戦は田中にとって重要な登板になる。開幕までにいい感覚をつかんでおくことが必要だ。」と話し、田中を開幕投手として起用する考えを明かした。
試合後のインタビューに答えた田中投手は「今日は投球がフラットでストライクソ"ーンに低く投げられなかった。しかし体の調子も良いしひじも問題ない。開幕戦までにもう少し結果をだせるだろう。」と語った。
田中将大乱調ノックアウトもヤンキース開幕投手の唯一の選択肢か?
(International-NJ.com)
大切な開幕投手を田中に任せていいのか?昨日の試合はヤンキースファンでなくても不安になるようなそんな内容だ。
ヤンキースのジョージラルディー監督は「開幕へ向けて田中の調整は順調にいっている。次のオープン戦ではもっと良いフィーリングをつかんで、レギュラーシース"ンをスタートできるだろう。」と語る。
とは言うものの、昨日のナショナルス"戦は、田中にとって最悪の結果であった。2本塁打を含む9安打7失点。防御率はなんと7.36。ひどいものだ。オープン戦だから気が緩んだのか?そうではないだろう。
153億ドル(約161億円)で輸入した日本製の田中将大だ。ヤンキースの開幕投手になるべきエースじゃないか?! 4月4日は、本当に田中でいいのか?これがヤンキースファンの不安であり、この開幕戦を勝利することこそが、田中投手およびジェラルディー監督の信任であり、2016年のヤンキースの明暗を決める大事な試合だ。しかも相手は、昨年のワイルドカードで負けたヒューストン・アストロス"だ。敗戦投手はもちろん田中投手。演出は十分整っている。後は田中のピッチング次第だ。
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