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錦織圭マイアミOP16決勝でジョコビッチと対戦【海外の反応】

 

 

ジョコビッチよ錦織圭をあなどるな!

 明日行われるマイアミオープンファイナル、ノバク・ジョコビッチ対錦織圭のオッス゛は、ジョコ$1.14に対して、錦織$5.50(ソース:bet365)。世界ランキングでは、ジョコ1位に対して錦織6位。過去の対戦成績は6勝2敗とジョコビッチが圧倒的な強さを示している。しかし最近の錦織を見るとワークホリックともいえるほどの練習量をこなし、その甲斐あってどんどんと技術に磨きがかかってきていることを感じる。 

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AFP

 

 先日の準決勝でもニックキリオスを相手に安定した試合展開で6-3、7-5で勝利を決めている。この錦織の試合内容なら日曜日の決勝で、もしかしたらノバク・ジョコビッチと互角かそれ以上の戦いも期待できるのではないだろうか?

 

「ジョコ相手でも自信はある。もちろんジョコは一段上のレベルにいることは認めるが、アグレッシブに攻め、そして今日のように忍耐強くプレーができればジョコを下すこともできると思う。100%、それ以上の120%の力を出し切って試合に望みたい。」と錦織はインタビューに答えている。

 

 

錦織にもチャンスあり

明日の決勝は、錦織にとって2014年のマドリッドに続く、2度目のマスタース”ファイナルとなる。対するジョコビッチは、マスタース”28回目のファイナル。その内マイアミでは6回。そして過去の二人の対戦成績(6-2)を見れば、ジョコ圧勝か?と予想されるのだが、錦織は2014年の全米オープン準決勝でジョコを敗っているのだ。

 

ジョコと錦織では、身長差も10cm。腕の長さでもジョコが勝っている。二人ともリターンとディフェンスには定評がある。そして錦織は、ライン際の粘りも一流だ。そして何より錦織はどんな相手にでも精神的に圧倒されたり、ナーバスになったりするところがないのだ。

 

「錦織は試合中いつも平静そうに見える。だから明日の決勝でも錦織はいつもどおりなのではないか?僕たちは過去にもたくさんの試合をしてきたし、錦織も大きな大会で経験をつんできた。明日の決勝でも錦織は精神的に圧倒されたりナーバスになることは一切期待していない。」とジョコビッチは対戦相手を分析している。

 

日本人の錦織は、体の作りがコンパクトでそれ故にコートの中をすばやく動くことが可能だ。そして彼の卓越した勘の良さでボールの方向を読み取り、キッチリと正確なストロークでリターンを決めるのだ。したがって、明日の決勝でもジョコビッチ相手にコートを自在に走り回り、正確なリターンと攻守の切り替えの早さがあれば、ジョコビッチに打ち勝つこともできるはす"だ。

 

粘り強さが錦織の持ち味

そしてもうひとつ忘れてはならないのが、錦織の持ち味である「粘り強さ」を忘れす”に試合展開をすることだろう。特に試合が長くなれば、ボールに対する執着と粘り強さで相手を精神的に圧倒することだってできる。

 

ひとつの課題は、錦織のサーブだ。昨年よりもサーブの精度は改善されたものの、相手を脅かすほどの武器ではない。昨日のニック・キリオスとの対戦では、錦織はわす”か12個のアンフォースドエラーだけで、対するジョコは、ゴフィン戦で実に29個のアンフォースドエラーを出している。

 

錦織は言う「ジョコビッチの最大の長所は短所がないことだ。簡単にはフリーポイントなどくれやしない。でも僕にも作戦がある。今は言えないけどね。。」

はたして錦織の奇策とはなにか?明日の決勝で錦織がノバクジョコビッチを倒したならその作戦がわかることだろう。