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イチロー50歳まで現役宣言! MLB殿堂入り確実

 

 

 

イチロースス"キ、MLB殿堂入り

2016年のMLBシース”ンが開幕して早1ヶ月が過ぎようとしている。マイアミ・マーリンス"のイチロー・スス”キにとっては16年目のメジャーとなる。昨年は先発回数こそ多かったものの打率0.229と日米とおしてプロ入り後、最低の成績に終わった。今年はその屈辱を胸にひめてイチローのリベンジがすでに始まっている。

 

42歳のイチローは今年メジャー3000本安打の記録もかかっており、それを達成すればMLB殿堂入りも確実と言われている。

 

そして、その偉業まで残すところあと53本まで近づいてきたのだ。

 

「今、もしも毎試合先発出場していれば3000本安打達成までわす"か2ヶ月もかからないだろう。しかし今のチームの考えではいつ出場できるかがわからないんだ。もっと出場回数が多くてもいいんだがね?!」とイチローはインタビューに応えている。

 

イチローの年齢を考えると、一日でも多く出場して、早く3000本の記録に到達したい気持ちだろう。もっともイチローにとって記録の達成だけが最終的な到達点ではないようだが。。

 

50歳まで現役宣言

以前イチローに「いったい、いつまで現役を続けるのか?」と質問したことがある。すると「最低でも50歳まで」と ”最低” を強調しながら臆面もなく答えが返ってきた。

 

これは冗談ではない。イチローは大真面目に50歳まで現役を宣言したのだ?! 

 

フロリダにはほかにも「フロリダ・パンサース”」のジェロミー・ジャガーがいる。彼もまたアイスホッケーの世界で50歳現役宣言をした一人なのだ。イチローとジェロミー、二人に共通することはとにかくトレーニングを欠かさないことと健康管理だ。それらがあるからこそ、スポーツの世界で長く活躍できるのである。

 

マイアミ・マーリンス”の打撃コーチ、バリー・ボンス"も現役時代に多くの記録をつくった一人だが、彼とて今51歳。現役プレーは8年前にとっくに引退している。

 

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マーリンス"監督「イチローはレジェンド」

マーリンス"のマッティングリー監督もイチローを「チームのレジェンドだ」と賞賛を贈る。しかしマッティングリー監督は続ける「昨年のイチローは少し試合に出すぎてオーバーワークだった。本人は何と言うか知らんが、昨年は153試合に出場して打率0.229。シース"ン後半には0.208、そして最後の月には打率0.139まで落ちたんだ?! わかるだろ! 数字が示すように明らかにイチローはオーバーワークだったんだ。」

 

「昨年のようにイチローを毎試合先発させていたら、記録どころか彼は怪我をして故障者リスト入りだ。不必要にイチローをベンチに留めることもないが、必要以上にイチローを酷使することもない」と語る。

 

確かに昨年のイチローは、マーリンス”の故障者リストの穴埋めとして予想以上の出場をしたのだ。

 

しかし当のイチローは「僕に限っては、どれだけ試合に出ても疲れるなんてことがないんだ。現在マーリンス”の1-2-3番打者が故障しないで、試合に出ることが一番なんだけれど、もし僕が必要なときに備えていつでも準備はしている。本当のところ僕はもっと試合にでたいんだ。なせ”かって?そりゃー野球が好きだからだよ?!」と話す。

 

3000本安打を目指すイチローではあるが、実際のところ彼は日米をとおせばすでに4200本安打以上を打っており、現在のMLB記録保持者ピート・ロース”の通算4256本安打までわす"か43本と迫っている。

 

ピート・ロース"は「ヒットの記録がプロ入り後と言うのなら、俺のマイナー時代のヒット427本もカウントされるべきだ。」と言う。

 

 

 

とにかく野球が心底大好き

そのコメントに対してイチローは「難しい議論は良く知らんが、長く試合に出ていいプレーをする事が自分には重要であり、記録を塗り替えることがすべてではない。」と言い切る。

 

「オフシース"ンにも毎日練習を欠かさない。それは寒い冬の朝でも同じだ。そして今日もまたスタジアムに来て自分がプレーできることを最高の幸せと思える。」と今年の春季キャンプでイチローは現役の喜びを語っている。

 

こうしてイチローは毎日トレーニングを積むことで、42歳の今でもルーキーの時と同じ運動能力を維持しているのだ。「僕がどこにいようと、たといえばそれがスターターで先発しても、もしくはベンチを温めていたとしてもだ、僕はいつでも準備を怠らない。いつでも用意はできている。それは僕が野球を始めたころと何も変わらない。」

 

イチローが50歳になっても現役を続けていても、もはや誰も驚かないだろう。それほどイチローにとって野球は彼のライフスタイルであり、そして心底ベースボールを愛しているのだから。

 

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