英国ロイヤルバレエ団日本公演直前、平野亮一・高田茜プリンシパルに
The Royal Ballet
英国ロイヤルバレエ団
1931年にロンドンで始まる。本部はロンドンのロイヤルオペラハウスで初代名誉総裁はマーガレット王女。現在の名誉総裁はチャールス”王太子。「パリ・オペラ座」「ロシア・マリインスキーバレエ」と合わせて世界三大バレエ団と称されている。
プリンシパル
その伝統ある英国ロイヤルバレエ団では9月からはじまる2016-2017シース”ンのプリンシパルダンサーに日本人の高田茜さんと平野亮一さんが昇格することを発表した。
日本人のプリンシパルは男子では1993年の熊川哲也さんと女子では1995年の吉田都さん以来の快挙。
プリンシパルとは英国ロイヤルバレエ団の最高位のランクでリサイタルでは主役を演じる。
平野亮一さんのインタビュー
Royal Opera House
「30歳を過ぎた自分にこの栄誉が与えられたことを光栄に思う。ようやく自分の夢がかなった。こんなうれしいことはない。これからもたくさん練習をしていい演技を続けたい。」
今年32歳の平野亮一さんは、2002年18歳で英国ロイヤルバレエ団に入団。2012年からはファーストソロイストとして活躍。
平野さんの母親せつこさんは「息子の夢がようやくかなって本当にうれしいです。言葉では言い表せないほど幸せです。」平野さんは子供のころからせつこさんのバレエ教室で練習をつんでいた。
平野亮一さんは、1983年9月5日兵庫県尼崎生まれ。身長185CM。2001年17歳でローサ”ンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞を受賞。2002年から英国ロイヤルバレエ団入団。
高田茜さん
Royal Opera House
高田茜さんは、1990年4月18日東京都葛飾生まれ。3歳のときから高橋洋美さんにバレエを習う。中学3年生の2006年にはボリショイ・バレエ学校に留学。2008年にはローサ”ンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞と観客賞を受賞した。2009年から英国ロイヤルバレエ団に入団し2014年にはファースト・ソロイストとして活躍。
高田さんの恩師「高橋洋美さん」のインタビュー
「3歳のころから指導しているが、高田茜さんははじめから特別な素質があった。教室のバーにつかまるまだ3歳の女の子にはオーラーがあった。この子はきっと大きくなると確信していた。高田茜さんの夢がかなって本当にうれしい。」と話す。
英国ロイヤルバレエ団2016年日本公演
6月の日本公演では、平野亮一さんが18日公演の「ロミオとジュリエット」のティボルト役で出演。高田茜さんは24日の「シ”セ”ル」のパ・ド・シス(リードダンサー)役で出演します。
東京文化会館
ロミオとジュリエット全3幕 6月16日から19日
ジセ”ル全2幕 6月22日から6月26日
福岡サンパレス
ジセ”ル 6月29日
兵庫県立芸術文化センター
ジセ”ル 7月1日
愛知県芸術劇場
ロミオとジュリエット 7月3日
広島県ふくやま芸術文化ホール
シ”セ”ル 7月6日
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