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シングストリート 未来へのうた・あらすじと評価、サントラ紹介

 

 

シングストリート 未来へのうた

「ロンドンには僕が連れて行く。何故なら君の夢は僕の夢だからだ!」

7月9日日本公開の「シングストリート 未来へのうた」は2015年にアイルランドで制作されたミュージカルコメディードラマ。監督、脚本「はじまりのうた」や「Onceダブリンの街角で」で活躍したジョン・カーニーが担当。主役のコナー役にはフェルディア・ウォルシュ・ピーロとヒロインのラフィーナ役にルーシー・ボーイントンのアイルランド&イギリスコンビが1980年代のUKサウンドに乗せて青春の1ページを上手に演技する。舞台となったアイルランド・ダブリンは当時IRAの対英テロ闘争の真っ只中にあり、若者の行き場のないエネルギーを音楽にぶつけるあたりは今の「U2・ボノ」の活躍にも通じるものがあるだろう。

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あらすじ

1985年のアイルランド・ダブリンはIRAのテロによる不況が長引き、コナーの父親パトリアーチは職を失ってしまう。パトリアーチはやり場のない気持ちを酒とタバコに費やし、喧嘩の絶えない両親のお陰でコナーの家庭は崩壊状態にあった。学費が払えなくなったコナーはやむなく公立の高校へと転校することになる。新しい制服で初登校したコナーだが、学校で決められた黒い靴を買うお金が無く別の靴で登校するのだが、そのことを校長のバクスターにとがめられ、やむなく裸足で初日を過ごすのであった。黒靴の問題は靴に黒いペンキを塗ることで解決するのだが、その日からコナーの学校生活はいじめや嫌がらせなど悲惨なものとなるのだった。コナーにとって唯一の楽しみは兄と一緒にロンドンのミュージックビデオを見ることだけだった。

 

そんなある日、コナーは街で大人びた魅力を持つラフィーナに出会う。コナーは何とか彼女の気を引こうとして自分のバンドのPVモデルになってくれないかとお願いする。それからコナーの急ごしらえのバンド活動が始まるのだった。最初は80年代のカバーを演奏していたコナーのバンドはやがてオリジナルの曲もプロデュースするようになる。その最初の曲が「サ"・リドル オブ サ"モデル」だった。もちろんPVのモデルはラフィーナがつとめる。ラフィーナはコナーのステージネームを「コスモ」と名付けバンド活動を続けるのだった。と同時にコナーとラフィーナの恋愛も進展していく。ラフィーナはコナーにアイルランドを出てロンドン行くことが夢だと告げる。

 

高校最後のパーティーでコナーことコスモが歌った新曲を最後にラフィーナとコナーは夢を追いかけてロンドンに向かうのであった。

 

 

 

評価

IMDb: 8.3/10

Rotten Tomatoes: 97%

Fliks: 3/5

*本作「シングストリート・未来へのうた」の背景となる80年代のアイルランドの社会性も大いに興味をそそる。そして作品のサウンドトラックにはデュラン・デュラン、サ"・キュアー、ホール&オーツ、サ"・ジャムなど懐かしの80年代ヒット曲が満載している。

 

シングストリート 未来へのうた・サウンドトラック

1. Rock N Roll Is A Risk (Dialogue) - Jack Reynor

2. Stay Clean - Motorhead

3. The riddle of the model - Sing street

4. Rio - Duran Duran

5. Up - Sing street

6. To find you - Sing street

7. Town called Malice - The Jam

8. In between days - The Cure

9. A Beautiful sea - Sing street

10. Man eater - Hall & Oates

11. Steppin' Out - Joe Jackson

12. Drive it like you stoleit - Sing street

13. Up (Bedroom Mix) - Sing street

14. Pop musik - M

15. Girls - Sing street

16. Brown Shoes - Sing street

17. Go Now - Adam Levine

 

公式サイト: 映画『シング・ストリート 未来へのうた』公式サイト

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