4光年先の地球に似た惑星の特徴とは!宇宙人はいるのだろうか?
地球に似た惑星を発見
英ロンドン大学の研究者らが太陽系にもっとも近い恒星の周りで地球に似た惑星を発見した。その惑星には水が存在する可能性もあるとして25日付け英科学誌「ネイチャー」に発表する。
今回発見された惑星は「プロキシマb」と名付けられ、地球から約4光年離れた「プロキシマ・ケンタウリ」と言う恒星の周りを周回している。「プロキシマb」の重さは地球の1.3倍と推定。水分の存在も確認されており今でも水源が残っている可能性もあるという。
英ロンドン大学では次の研究として空気や生命が存在するかどうか調査をすすめると言う。
European Southern Observatory
4光年の距離
「光年」とは天文学で用いられる距離を表す単位のこと。1光年は約9.5兆キロメートルだから4光年は約38兆キロメートルだ。今回発見された「プロキシマb」は太陽系から最も近いと言われているがそれでも38兆キロメートルの彼方である。
今までの研究では2015年にNASAが発見した「ケプラー452b」が最も地球ににた惑星とされてきた。研究者の間では「地球のいとこ」や「地球2.0」などと呼ばれている。その「ケプラー452b」でも地球からの距離は1400光年とされているので、今回発見された「プロキシマb」の4光年がいかに近い距離か理解できる。
地球と似ている特徴とは?
ます"大きさが地球の1.3倍とほぼ同じ大きさと言うことが一番地球に似ている特徴だ。また恒星「プロキシマ・ケンタウリ」の周りを周回しており、太陽と地球の距離関係にも似ている。恒星と適度に離れていることで水源が液体の状態で存在する可能性もあると言う。
プロキシマBイメージ動画
生命体や宇宙人はいるのか?
水があるということで人間に似た生命体が存在する可能性もある。次の段階では大気の存在について調査を進める予定。 宇宙人や他の星の生き物とコンタクトする日も近づいているかもしれない。
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