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羽生結弦 フィギュア世界選手権2016ショート演技・海外の反応

 

 

フィギュアスケート世界選手権・男子SP

ボストンのTDガーデンで開催中のフィギュアスケート世界選手権で2季ぶりの優勝を狙う羽生結弦選手が男子ショートプログラムで完璧な演技をみせ2位に12点以上を獲得してダントツの首位発進を決めた。以下に海外の反応をご紹介しよう。

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羽生結弦・ショートプログラムで完璧な演技を披露

(www.nytimes.com)

ボストンで開かれている、フィギュアスケート世界選手権・男子ショートプログラムで日本のオリンピック金メダリスト羽生結弦が完璧な演技で110.56点を得てダントツのリードを決めている。昨年優勝のフェルナンデスとの差は実に12点以上つけている。 

 

羽生、この世のものとは思えない完璧な演技でショートプログラム首位発進!(Boston Globe)

2季ぶりの優勝を狙うソチ・オリンピック金メダリストで日本のエース羽生結弦が完璧な演技で会場のボストン・TDガーデンに集まった多くのファンを魅了した。

 

SP2位で昨年の優勝者フェルナンデス(スペイン)に12点の差をつけて110.56点を獲得した羽生は「ファンの皆様は僕の演技に期待しています。それはプレッシャーでもありますが、ぼくの演技に影響を与えることはありません。ぼくはどのように良い演技をするか分かっています。今日は本当に楽しんでスケートができました。」と21歳の日本の若者は自信を見せる。

 

ソチオリンピック金メダリストの羽生結弦は、オープニングに4回転サルコウを決め続けて4回転トウループから3回転トウループのコンビネーションなど完璧な演技で自己最高に迫る110.56点を獲得した。

 

演技の後には、気迫満点の「Yeah!!」(日本語でヨッシャー?)と雄たけびを上げ、手を叩いて自身の演技に喝采を贈った。

 

試合前の練習リンクでは、羽生のジャンプの軌道にカサ”フスタンのデニス・テンがスピンを行っており、危うく衝突事故になる場面があった。羽生はめす"らしく声を荒げ取り乱した様子だったが、本番では自分の集中力を取り戻して、いつもどおりのスケートができた。羽生結弦は、技術だけでなく精神力も一流だ。

 

 

羽生結弦ボストンで吼える!2016フィギュアスケート世界選手権SP

(NBC Sport)

羽生結弦は、ワールドレコードを樹立するごとにファンの大きな期待を感じている。昨日もボストンTDガーデンで行われたフィギュアスケート世界選手権のSPで数千を越すファンを前に羽生は慣れないプレッシャーを感じていたと言う。

 

昨日のボストンには羽生の演技を一目見ようと遠い日本からも多くのファンが詰め掛けた。ソチ五輪で金メダルを獲得し、昨年GPファイナルで世界記録をたたき出した羽生結弦ならそんなプレッシャーには慣れているはす"なのに、昨日に限って「今日の僕は、少しナーバスになっていた。いつもと少し違う緊張感があった。上手く言えないけれど、ちょっと落ち着きがなかったと自分でも感じた。でもSPが始まってショパンの曲に合わせて滑り出したらだんだんと緊張から開放されるのが分かった。その後は一心にスケートをするだけだった。」とインタビューに応えている。

 

ほぼ完璧な演技

羽生はすべてのジャンプを完璧に飛び、自己2番目の点数で昨日のSPを終えた。演技を終えた後、羽生は2度の雄たけびをあげて喜びを爆発させた。いつもクールでシャイな羽生にしては実にめす”らしいと言える。そして観客から投げられた「熊のプーさん」のぬいぐるみを拾い上げて満面の笑顔でファンに応えていた。

 

「今日は本当にいつもと違った感じがした。たぶん練習リンクでの事故があったせいかも知れない。その乱れた感情を抑えて良い演技ができたことが自分自身とてもうれしく思った。だから演技の後に爆発したのかもしれない。。」と羽生は話す。結果は110.56点で昨年12月の世界記録に迫る勢いだった。

 

羽生結弦は、次回金曜日(日本時間土曜日午前)にフリー演技で再び登場する。しかも2位に12点以上の差をつけてのフリー演技だ。しかし羽生は言う「記録を更新することよりもファンによろこんでもらえる演技をすることが大切」と。今大会も羽生結弦から目が離せない。

 

編集後記

羽生選手今大会でも好調を維持しているようですね。しかも乱れた感情を上手くコントロールして高得点を獲得する、さすが世界ナンバーワンのスケーターです。金曜日のフリーでもきっとすばらしい演技でファンを魅了してくれることでしょう。

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