イチロー3000安打まで残り52本・MLB16年の輝かしい記録
イチロー偉業まで残り52本
マーリンス"のイチロー外野手が自身のメジャーリーグ3000本安打達成へ向けて確実にヒットをかさねている。5月8日日曜日に行われたフラデルフィア・フィーリース"との試合にリードオフマンとして先発出場し7回にヒットを打った。チームの大事な場面で出塁したイチローはその後、ジャスティン・ボウアーの犠牲フライでホームに帰り、マーリンス"の5点目の得点に貢献した。
先発フル出場したイチローは、今日のヒットでメジャー2948本目とし、3000本安打まであと52本とした。すでにMLB殿堂入りも確実と言われており、歴史的選手の一人としてその名を刻むことになる。
MLB殿堂入り確実
今年のイチローはチームの戦略のため出場回数がめっきりと少ない。2016年は今日の出場でわす”かに22試合だ。イチローはその少ない出場回数を最大限に利用して、出塁45回、盗塁2回、41打数13安打、打率0.317としっかりと成績を残しているのである。
今のペースでイチローがマーリンス”の試合に出場して、打率3割以上を打っていけるとすれば3000本安打記録は9月中に達成できそうである。
MLB殿堂には「3000本クラブ」があり、ピートロース”元選手の4256本を筆頭に現在29人が名前を連ねている。
イチローMLB16年間の輝かしい成績の数々
イチロー選手はMLB16年間のキャリアの中で、実に2948安打、1354得点、547本長打、742打点、500盗塁、600四球、出塁率0.365、そして平均打率0.314を記録している。またその間に敬遠は180個もある。イチローの記録はそれだけではない。2001年の新人賞、2001年MVP、ゴールデングローブ10回、シルバースラッガー3回などなど、イチローはすでに記録だらけなのだ。
2004年には年間最多安打の262本を打ち、打率0.372を記録、盗塁も36を数え、シアトル・マリナース"のリードオフマンとしての存在感をいかんなく発揮した。なおイチローはシアトル・マリナース”でデビュー以来10年間連続で年間200本安打を達成している。
今年500盗塁を達成したイチローは、盗塁成功率81.4%と過去500盗塁を達成した選手の中で堂々の2位。ちなみに1位は2002年までマーリンス"で活躍し、その後ヤンキースのコーチにもなったティム・ライナース”の84.7%だ。
イチロー42歳。
現在42歳のイチローは、ヤンキースやマリナース"の時代ほど活躍をしていないようにも見えるのだが、そこにはドン・マッティングリー監督の作戦もありるのだ。と言うのも昨年のイチローは153試合に出場し、自己最低の打率0.229で終わったのだ。そこを考慮して控えのリードオフマンとしてイチローの力を温存しているのである。
3000本安打まで秒読みとなった今、毎試合ごとにイチローが全米いや世界中から注目を集めるようになるだろう。
(source: http://goo.gl/cSG098)
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