映画「ニュースの真相」評価と感想&あらすじと予告編・8月5日公開
「ニュースの真相」8月5日公開
みなさん、こんにちは。今日ご紹介する映画は、あのオスカー俳優、ロバート・レッドフォードとケイト・ブランシェットの大物俳優が共演する「ニュースの真相」です。2004年に時のアメリカ大統領、ジョージ・ブッシュが絡んだ軍歴詐欺疑惑を米国CBS放送の腕利きプロデューサーのメアリー・メイプルがスクープした実話を映画化した作品。原作はメアリー・メイプル自身が執筆した「Truth & Duty」。
ます"は、大物俳優お二人をご紹介いたしましょう。
プロフィール
ロバート・レッドフォード (1936年8月18日生まれ)
62年「戦場の追跡」で映画デビュー。その後「明日に向かって撃て!」、「追憶」、「華麗なるギャツビー」、「コンドル」「大統領の陰謀」など数々の映画に出演。80年には初監督作品「普通の人々」がアカデミー作品賞と監督賞を含む4部門を獲得。俳優と監督を両立させハリウッドでの確固たる地位を確立した。
ケイト・ブランシェット (1969年5月14日生まれ)
オーストラリア国立演劇学校卒業。94年の「Police Rescue」で映画デビューし「オスカーとルシンダ」、「エリサ"ベス」「狂っちゃいないせ"」「ロードオブサ"リング」「アビエイター」「あるスキャンダルの覚書」などに出演しアカデミー賞の候補に何どもノミネートされ「エリサ"ベス:ゴールデンエイジ」と「ブルージャスミン」で2度のオスカーを受賞している。二コールキッドマンとならぶオーストラリア出身の大女優。
あらすじ
2004年第二期政権への再選を狙う時のアメリカ合衆国大統領「ジョージ・W・ブッシュ」に関する軍歴詐欺疑惑を全米一大ネットワーク「CBS」の腕利きプロデューサー「メアリー・メイプル」が看板番組でスクープしたのがきっかけ。看板番組のアナウンサーを務める人気司会者「ダン・ラサ"ー」によるスクープ報道は選挙戦を戦うブッシュ大統領を直撃したのだった。
そのスクープの内容とは、ジョージ・W・ブッシュがベトナム戦争中に大物政治家の父ブッシュを使って兵役を記録を改さ"んしたという疑惑だった。プロデューサーのメアリー・メイプルは確固たる証拠をつかんで真相を報道したつもりだったのだが、ブッシュ陣営の共和党保守派から強力な巻き返しに合いスクープは捏造と批判されたことからメイプル&ラサ"ーとその報道チームは全米のメディアを巻き込んでの集中攻撃を浴びることになるのだった。
メアリーメイプルたちはスクープの真相を強く主張するのだが、CBS放送の内部調査委員会自体もブッシュ大統領側の圧力に屈する形でメイプル、ラサ"ーらを会社から追い出すことになる。結果的にジョージ・W・ブッシュのウソの正義が支持されてブッシュを再選に導くことになるのだった。
この一連のスキャンダルは最近になってから「21世紀最大のメディア不祥事」と言われるようになり、メディアの姿勢を問われることとなった。
評論家の評価
IMDb : 6.8/10
Rotten Tomatoes : 62%
Metacritic : 66%
*「ニュースの真相」はでっち上げなのか真実なのか?ジョージ・ブッシュとCBS放送の黒い霧が見えるような映画だ。 (The Guardian紙)
* 「ニュースの真相」は真実を報道すべきジャーナリストが権力に屈するほかなかったそんな映画だ。 (The Atlantic紙)
*決して素敵なストーリーではない。しかし「ニュースの真相」には本当の事を報道することの難しさを語っている。(Rolling Stone誌)
*「ニュースの真実」はCBSの看板司会者「ダン・ラサ"ー」を引退に追い込んだ劇的な映画だ。その迫力を上手に描いている。(NY タイムス)
視聴者の感想
・ケイト・ブランシェットの演技がとにかくすばらしい。「ニュースの真相」はスポットライト同様、知的で政治的要素の強いドラマだ。
・ジャーナリス"ムのあり方を考えさせられるそんな映画だ。「ニュースの真相」が元で多くの人が職を失ったときいている。
・「ニュースの真相」はスポットライトと並ぶすばらしい映画だ。ロバートレッドフォードの健在ぶりやケイト・ブランシェットの抜群の演技だけでも観る価値がある。
・「ニュースの真相」もまた語られるべきストーリーだ。もしかしたら映画よりもテレビドラマの方があっているかもしれないが、全体としていい映画だった。
・ジェームス"・ヴァンダービルト監督の優れた作品にケイト・ケイトブランシェットとロバート・レッドフォードがすばらしい演技をしている。「ニュースの真相」は時のブッシュ政権がいかに危険だったのかを如実に物語っている。
オリジナル予告編
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